客観的基準を満たすだけでなく相性が重要

2011.12.31

かつてめぼしい働きをしたことがない、だから履歴書はパツとしない、勤めている会社も無名だ、電話をしてきた感じも野暮ったい、などなど何もプラス要因がないのに、実際に会ってみると実に魅力的だ、ということがたまにあるのである(ほんとにたまにだが)。時折、そういう人物に出会うと、やはりマニュアルではない、と痛感するのである。読者の方はがっかりされたかもしれない。私に言わせてもらえば、客観的な評価基準などすぐに作れるわけである。

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年齢と年収のバランスはどうか、地位に合った業績は残しているか、人脈はどこまで伸びているか、英語や中国語をどれだけ話せるか、損益計算書が頭の中に入っているか、などなど。確かにどれも大切なことなのだが、これらをすべて満たしたからオーケーと判断するわけではない。くどいようかが、相性や言ってみれば勘が最後のひと押しをするかしないかである。私どもの仕事は、人を適当に当てはめていくら、というものではない。欲しい人材を欲しい数だけ真剣に求める会社でないと、仕事ができない。単純にいえば、紹介した人物に幸せになってほしいし、雇い入れた経営者から戦力として高い評価をしてもらいたいし、当事者二人が喜べば私もすごく嬉しい、というのが一番理想的なのである。としたら、マニュアルでお茶を濁すなど言語道断である。




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